
劇作家・演出家・ストーリーテラー
萩谷至史のホームページです
mooncuproof#16
『□□、あるいは、人間の条件』

3年ぶりとなるmooncuproofのパフォーマンスは、
現代に生きる人間について問いかける3本の短編集。
【脚本・演出】萩谷至史
【出演】米島史子 木谷美絢 丹澤美緒 西部さやか
土屋由惟 中村ひより
やまきよしたか(声の出演)
【脚本・演出】萩谷至史 【振付・出演】米島史子 【声の出演】やまきよしたか
とある村を一羽の鳥が眺めている。その村では、人類を宇宙に移住させるロケットの発射実験を行う巨大な発射台が建設されていた。そのロケットは非常に大きなエネルギーを放出するため、村に住む人々は別の場所へ引っ越さねばならない。鳥はそこで一体何を見ているのだろうか。
日本初の原子力発電が行われ、現在も原子力施設を有する茨城県・東海村。この地で生まれ育った劇作家・萩谷至史が、科学技術の発展によりもたらされる希望と、その裏に潜む影に目を向ける。光と影が交錯する科学と社会の関係を身体表現によって描き出すパフォーマンス。


【脚本・演出】萩谷至史 【振付・出演】木谷美絢、丹澤美緒、西部さやか
【写真】吉田祥平
登録者100万人超の人気VTuber・遥花アユムは、突然の炎上をきっかけに事務所を卒業。アバターもSNSもすべて消滅したが、彼女を演じていた「中の人」は、現実にそのまま残された。行き場を失い、姉のもとに身を寄せる彼女。姉妹にはひとつ、奇妙な共通点があった——ときどき、オランウータンの夢を見るのだ。
ジャングルでオランウータンの姿を追い続ける写真家、吉田祥平とのコラボレーションによる、社会と言葉をテーマとしたリーディングパフォーマンス。

【脚本・演出】萩谷至史 【出演】土屋由惟 中村ひより
とある海辺。ここには、色々な破片が流れてくる。それは、海の向こうに見える国の、戦争によって破壊された日常だった。ケイは戦争の残骸である破片を組み合わせてオブジェを作っている。日々花屋で働くハレは、ケイに会いに何度も浜辺を訪れる。そんなハレは世界を滅ぼす「恐怖の大王」であった——
2019年に杉並演劇祭で優秀賞を受賞した作品『2019、Tokyo、それから、あるいは→』を再構築した、現代の世界を生きる私たちを描いた演劇作品。
【公演日程】
8/15 19:00~
8/16 14:00~/19:00~
8/17 13:00~/17:00~
(上演時間:約90分 開場は開演の30分前です)
【チケット料金】
前売り:3900円
当日:4400円
学生チケット:3500円(25歳以下 要学生証)
(それぞれチケット代とは別に、ドリンク代600円が必要となります)
*チケットの販売開始は7/1 19:00~です。
【お問合せ】

【音響・照明】富山雅之
【当日制作】末延ゆうひ